鍼療室からの伝言
鍼灸師の西下先生による陰陽や自然食。二十四節気など古来の智恵のお話
圭鍼灸院 院長 鍼灸師
マクロビオティック・カウンセラー
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2017/07/19 -鍼療室からの伝言
「いま」とは、息する間 学生スポーツを観ていて思うのは、強いチームというのは切り替えるのが実に上手だということ。ミスをしても「ドンマイ!」と声をかけあって、呼吸を整えています。ドンマイとは、英語の「D …
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2017/06/21 -鍼療室からの伝言
不思議な発芽 「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」。外的要因などによりたまたま勝つこともあるけれど、負けたときは必ず負ける理由があるはずだ。こんな意味でしょうか。江戸時代の剣術の達人、松 …
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2017/05/29 -鍼療室からの伝言
不安を認める 自分らしく生きていきたいと思うのは、誰もが願うことでしょう。とはいえ、みんながやりたいことをやって生きていられるわけではありません。その心配の種となるのは「そうはいっても、食べていかなき …
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2017/04/06 -鍼療室からの伝言
おかげさまのチカラ 治療院なので、いらっしゃるのは痛みや何らかの症状を訴える患者さん。治療させていただいた後には「どうですか?」と確認のために尋ねます。「おかげさまで、ずいぶん楽になっています」と答え …
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2017/03/10 -鍼療室からの伝言
想像と創造 東洋医学の世界観を話していると「氣」という見えないエネルギーの話題が出てきます。この「氣」について、「目には見えない話はするな」とか「実態のわからないものは使えない」など、予想もしない反応 …
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2017/02/07 -鍼療室からの伝言
先義後利 時代の移り変わりとともに、情報の変化も速くなってきています。そのなかで、変わっていくことと変わらないこととを判断していくことが、ますます重要になってきたように思います。個人のレベルでいうなら …
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2017/01/05 -鍼療室からの伝言
自分は自分 いまを生きること。当たり前のようですが、これがなかなか難しいものです。季節柄、冷えについての相談が増えてきます。日々の生活状況、特に食生活について尋ねると、甘いものが好きな人が多い。治療者 …
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2016/12/06 -鍼療室からの伝言
理不尽なこと、不条理なことはあります。なんでも科学的になってきた最近の風潮では、なんのためにするのかという目的、必ずそれで成果が出るのかという保証など、あまりにも合理性が求められすぎているように感じ …
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2016/11/07 -鍼療室からの伝言
「私は、実は君たちに教えることは何もないのです。みな、君たちの知っていることばかりです。ただ、教育というもののおかげで、君たちの生れぬ前から持っている、すばらしい本能というものに多少、くもりやくるいが …