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ハツキ的“らくなちゅらる”な生き方

常務取締役
室長/管理部長兼

中川 葉月 (なかがわ はつき)

【Vol.38】我慢の背中に涙

投稿日:

05sa_27.jpg 先日、元気な男の子を出産いたしまして、二児の母となりました。お陰様で、安産でとてもいいお産ができました。

 まだまだ日々の生活にリズムがつかずに、頭と体がバラバラの拡散状態になっています。気持ちがふわふわと落ち着いていないせいなのかもしれません。早くリズムをつけていかないといけませんね。

 そんな状態なので、夫とお兄ちゃんになった長男にはとても申し訳ない思いでいっぱいです。昨夜も生まれて間もない次男坊を寝かしつけ、ふと横をみると長男が絵本を抱いて眠っていました。「もういっかいよんで」と言っていたのですが、次男が泣き出しあやしているうちに、待ちくたびれて眠ってしまったようです。

 以前だったら、自分の気が済むまで読んでもらっていたはずなのに、弟ができてからはお母さんを占領できないということを、受け止めているようでした。背中を少しまるめ、絵本を抱いている姿をみると、お兄ちゃんとしてたくさんの我慢をしていることが痛いほどわかり、胸がつまりました。

 そういえばお産の時、息子が「おっぱい、おっぱい」と泣き始め、卒乳して1年以上たつにもかかわらずおっぱいを吸っていました。ところが、陣痛がすすみ娩出期に入ると、急に顔をあげしっかりと座り、今まさに生まれ出ようとする赤ちゃんの頭をさわり、そして赤ちゃんがこの世に誕生する瞬間にしっかり向き合いました。二歳半ながら、立派な姿勢だと思ったものです。

 きっとこのお産を一緒にしたということが、息子を一皮むかせる要になったのでしょう。自分が抱っこしてほしいときは「みずき(次男)と、はんぶんこっこね」と、私の体半分での抱っこでも受け入れ、次男が泣いているときには「おかあさん、みずきおっぱいって」と、教えてくれます。もちろんまだまだ自分も甘えたい盛りなので、「みずきだっこしない。けいと(長男)だけだっこして」と言ってきかないこともありますが、それもまたかわいらしく、いつも我慢をしているぶんだけしっかりと抱いてやることにしています。

 息子二人に愛が伝わるよう、しっかりと抱きしめて子育てをしてゆければと思います。そのうち嫌がられてしまいそうですが・・・。

- ハツキ的“らくなちゅらる”な生き方 - 2010年10月発刊 Vol.38

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