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今さら聞きにくい「よく聞く言葉」を詳しく解説します

プレマ株式会社
お客様コンサルティングセクション
マクロビ業界に30 年以上

岸江 治次 (きしえ はるつぐ)

2013 年プレマ入社。マクロビオティック活動歴を活かし、主に、商品の開発と営業に関わってきた。
趣味は読書と映画、好きなジャンルはミステリー。最近のおすすめ映画は「ルーシー」。
無双原理の時空の概念を捉えるのにマスト。

旬の食材はなぜいいの?

投稿日:

旬のものはおいしいうえに、よく育つから安くて経済的だというのはわかるのですが、ほかにもメリットはありますか?
(京都市・旦那の晩御飯が楽しみな主婦)

A.環境にうまく順応して、体調を整えてくれます

答える人  プレマ株式会社 お客様コンサルティングセクション 岸江 治次

私たちが健康的な食生活を考えるとき、大事なことのひとつとして季節のもの(旬のもの)を食べる、という考え方があります。
 
すべての物事には「時」があるといいますが、これは食材にも当てはまり、すべての食材にはそれらがもっているポテンシャルを最大限に発揮するために一番いい「食べ時」というのがあります。「時」という文字は非常にうまくできていて、日、土、寸から成り立っており、「日」は太陽、「土」は土地や環境、「寸」は「ちょっと」という意味。特に日本という国は春夏秋冬の四季の変化がはっきりしていますが、世界中どこでも太陽の日照時間で暑い寒いというのが決まっていますよね。植物は光合成によって太陽のエネルギーを有機物に変換することで生き、動物はその植物を食べることで生きています。いってみれば、動物は植物を介して太陽のエネルギーを摂っているということ。太陽の光がないと生物は生きていけないのです。だから、食材を選ぶときは、太陽や土地、環境をちょっと意識して、その食材が一番元気に育つ季節(旬)に食べると、食生活はものすごくいいように変わります。
 
旬のものを摂ることのメリットは、まず基本的においしい。素材そのものがおいしいと無理に調味料でいろんな味付けをする必要がないので健康にも良いですね。そして、その食材が一番元気に育つ季節には、新鮮で安いものが手に入りやすいから経済的。さらに最近の科学や栄養学的な研究で、同じ食材でも旬のものはほかの季節のものと比べて栄養価が高いということがわかってきています。不思議なことに旬の季節に採れるものはビタミンやミネラルが多く栄養的にも優れていて、食材によっては栄養素が倍ぐらいになっていることもあります。これだけでも旬のものを摂ることには、大きなメリットがあることがわかります。
 
また、「身土不二」という考え方にありますが、きゅうり、トマト、なすなど夏が旬のものを食べると体を中から冷やしてくれます。だから、暑いときにむやみに冷房を使わなくても体の調子を整えてくれます。逆に冬が旬のもの、どちらかというと根菜類が多いのですが、れんこん、ごぼう、大根、人参などを食べると体が中から温められ、体調をうまく整えてくれる。このように季節のものをうまく摂り入れることによって、私たちは自然と環境のなかに同化していくことができるのです。

46億年前に地球が誕生し、植物の祖先が誕生したのが37億年ほど前で、人間の文明が誕生したのが約5千年ほど前です。この長い長い歴史のなかで、動物が動物を食べたり、動物が草を食べたりして命をつなぎ、現在に至っています。今、私たちが食べている季節の野菜は長い生命の歴史のなかで今の形に変わってきており、人はそれらを食べることで環境に順応してきました。食べることは生きることであり、人は食べることで自然とつながってきたのです。今は食べ物があふれ、なんでも食べられる時代にはなっていますが、それは昔も今も変わりません。旬のものにはおいしいとか経済的だとかいろんなメリットがありますが、なによりも自然とつながることで環境にうまく順応し、健康的に生活することができる。これが一番大きなメリットといえるでしょう。

- 基本のき - 2021年3月発刊 vol.162 -

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