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中川信男の多事争論

「多事争論」とは……福沢諭吉の言葉。 多数に飲み込まれない少数意見の存在が、 自由に生きるための唯一の道であることを示す

プレマ株式会社 代表取締役
ジェラティエーレ

中川信男 (なかがわ のぶお)

京都市生まれ。
文書で確認できる限り400年以上続く家系の長男。
20代は山や武道、インドや東南アジア諸国で修行。
3人の介護、5人の子育てを通じ東西の自然療法に親しむも、最新科学と医学の進化も否定せず、太古の叡智と近現代の知見、技術革新のバランスの取れた融合を目指す。1999年プレマ事務所設立、現プレマ株式会社代表取締役。保守的に見えて新しいもの好きな「ずぶずぶの京都人」。

機は熟したり
苦境を生き抜くために、行動の純粋化のすすめ

投稿日:

あの日を基点に、
今日に至るまで、
すべての傷ついた心と身体、魂が癒やされますように。

プレマ株式会社
代表取締役 中川 信男

2011年3月11日。あの東日本大震災から10年の節目を迎えます。あの日の数日前、今となっては前震と認定された揺れを東京都心で感じたとき、私はただならぬ胸騒ぎがし、出張の予定を1日短縮して、京都に戻っていました。そして翌日、いつものように昼下がりに商談をしていると、関西でもかつて感じたことのない不愉快な小さな揺れを感じ、近くにいたスタッフに「ネットで今の地震の情報しらべて!」と伝えて、返ってきた答えは「東北も関東も大変なことになっています」というものでした。商談相手には「申し訳ないですが、知り合いの安否が気になるので」と伝えて早々に話を切り上げ、ネットの情報を確認しながら気にかかる人に電話をしても、なかなか繋がりません。幸いなことに、東京に出張していたスタッフにはチャットが繋がって、「とにかく予定はすべて切り上げて、宿泊している部屋に歩いて戻って!」と伝え、1時間半をかけて、明るい間にスタッフの全員が安全な場所に戻っていることを確認できました。そのあとのことは皆さんご承知のとおり、暗くなってから膨大な帰宅難民、その後放送される猛烈な津波の映像、そしてコントロールが利かなくなった原発の状況と、いま生きている人は誰も経験したことのない凄惨な状況を理解するに至ります。

その夜から、なにをしていても、いてもたってもいられなくなり、仕事よりもレスキューと支援、お客様への情報提供という生活が半年ほど続きました。それまで一度も行ったことがなかった福島への出入りをくり返し、そこで起きている、また今も終わることなく続いている苦難を考えるたび、他人事で済ましておけないのです。しかし、それでもなお10年という歳月が流れ、表面的には復興が遂げられているように見えるいまだからこそ、見えない苦難が続く原発事故の後遺症は、コロナウイルス以上に私たちの関心の的になっているべきだと思いつつ、そうではない現実が焦燥感すら引き起こしています。直近でいえば、宮古島から発送された荷物が「コロナが怖い、感染者だらけの宮古島の荷物は受け取れない」という理由で受け取り拒否されたという話を直接聞き、どうして私たちはここまで愚かでいられるのか、無知と理屈抜きの感情的な反応はいかに分断を引き起こすのかと、ある種の失望すら感じます。

はっきり申し上げましょう。私たちはお客様に最善を尽くしたいと考えていますが、同様に、なんら合理性のない単なる感情的なクレームを投げかけてくる方とは縁を切りたいと考え、数名の方に、今後のお取引はできませんと通告しました。これが大震災から10年目、そしてコロナ禍での私たちの責任の示し方であり、多くの、より困っている人になにかしたい、力になりたいと考えるお客様のために、最大のお手伝いをしたいのです。

大震災以降、「絆」という一見美しいように感じる言葉の影で明らかになった小さな歪みは、この感染症の時代、さらに鮮明になりました。誰と会うか、誰のために力を尽くし、誰とは会わないで、誰と距離を置くのかという個々人の「行動の純粋化」が、人生に必要なスキルとなりました。とにかく絆、絆といって群れておけばなんとかなるような時代ではなくなってしまったのです。絆の語源が示すように、私たちは家畜のようにいつまでも綱に繋がれていてはいけません。綱に繋がれるのではなく、自らの意思で、自らをコントロールし、自らの意思で主体性を発揮しながら、自立して生きていく節目がやってきたのです。

押し寄せる災禍は、私たちの人生が決して長くはないことを教えてくれます。安定を求める心はもっとも不安定な状況を引き寄せ、誰もが明日はわが身だからこそ、自らの、そして大切な人の人生を、大切にしようと考えることからすべてが始まります。これはエゴではありません。宅配便のドライバーや飲食店の店員を「ばい菌」のように言う人、福島の人に口汚く罵る人、他国のある元首が救世主だから信じないと闇に落ちると吹聴する人と関係を持つ必要はありません。学ぶこと、人生を生きることは良心を育むことであり、良心とは、より厳しい状況を生きる人に向けられるものだと信じます。私たちプレマ株式会社は、その良心を誰かに発揮しようと努力する人のために存在し続ける、このことを強く意思としながら、なんらかの痛みを抱える、またそれを癒やしたいと考えているあなたとともに、これからを歩みたいと考えています。

※本稿入稿直後、東北地方で大きな地震が発生しました。状況は刻々変化することが予想されます。

つまらない生活=詰まらない生活

コロナ時代に、どうしても毎日摂っていただきたいと、飲みやすさ、おいしさを徹底的に追求して、つまらない生活をささえるためのムメフラールや、クエン酸いっぱいの梅肉エキスをリノベーションしました。どこもつまらないのなら、死ぬのを怯えなくてよいのです。

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機は熟したり苦境を生き抜くために、行動の純粋化のすすめ

- 中川信男の多事争論 - 2021年3月発刊 vol.162

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