自然は私たちに、それぞれの体にあった食べ物を与えてくれています。
その「食」を認め受け入れることで健康が確立できる。
これがマクロビオティックの考え方です。
自然の秩序を「食」のなかに具現化することで健康になり、幸せになれる。
生まれる前から自然の恩恵を受けて生かされてきた。
そういう意味で、マクロビオティックの創始者の桜沢は私たちに「あなたには恩以外に何もない」と説いています。
そして、舶来に弱い日本人に、桜沢がとった戦略は、海外から日本にその考え方を逆輸入させること。
一度目は本人が世界の食の都であるパリに乗り込み「無双原理」で陥落させること。
一時期は玄米のレストランが日本以上に繁盛しました。
二度目はいわゆる世界政府運動の一環として世界中に弟子を送り込んでマクロビオティックを世界規模で広め日本を包囲すること。
見事に世界に散った弟子たちは、それぞれの地でマクロビオティックの支部を作り、日本の伝統食和食の概念を世界に広めたのです。
和食が世界遺産になった礎はここにあると思います。
とりわけアメリカでは「食べすぎ」で命を落とす肥満の人たちやエイズの万延の問題からマクロビオティックが注目されました。
その影響はハリウッドセレブに行き渡り、著名な俳優、芸能人、ミュージシャンがこぞってマクロビオティックに傾倒し、逆輸入現象となりました。
貝原益軒から石塚左舷に引き継がれた食養生の考えは、桜沢によりマクロビオティック(=無双原理)として世界中に広まることになったのです。
現代は食事だけでは不十分
しかし、科学の進歩は人間の傲慢さ
を引き起こしました。
現代は、自然のままがよいとされたマクロビオティック創始のころに比べて、環境がかなり悪化しています。
原因はさまざまで、たとえば、肉、乳製品、砂糖の過剰摂取や合成添加物まみれの加工食品など。
野菜を一生懸命食べても、栽培時の農薬使用などで地力が低下し、ビタミンやミネラルなど農産物の栄養価は、30年前に比べて大幅に減っています。
紫外線や大気中の有害物質は増加し、ストレスや不規則な生活習慣など、あげればきりがありません。
現代人は日々これらのダメージを受けており、それを修復して健やかさを
保つには、毎日の食事だけでは難しい
現状があります。
そこで、毎日の食事を補強できるのが弊社の「元気酵素の素」です。
毎日の食事に加えやすく、必要な栄養がしっかり補給できて、消化吸収もよく、そのうえ、おいしい。
一般的な酵素製品は、野菜や穀物、果物を発酵させて、その上澄み液を果汁や水で薄めて作ります。
酵素が薄まると劣化しやすくなるので、防腐剤などの添加物で保存性を高めざるをえません。
一方、「元気酵素の素」は、マクロビオティックの一物全体の考え方に基づき、素材をまるごと利用し、薄めることはありません。
植物が持っている植物繊維もすべて含んだ、バランスの取れた食品になっているのです。
もちろん、防腐剤などの添加物も使用していません。
「元気酵素の素」は、疲れたときやストレスが多いときなどに有効です。
この商品は、桜沢の直弟子であったマクロビオティックの大家がお亡くなりになった際、その後のご縁を頂いたことから開発しました。
いまさらながら、桜沢を始め先達の遺産に感謝し、ご恩返ししなければと、痛感します。