最近、目の疲れを気にする方が増えているようです。生物のなかでも見た目を重視するヒトは、五感のうち約８割が視覚に頼っているといわれています。食品添加物の着色料がもてはやされるのは、食品の見た目がきれいかどうかが、売り上げに影響を与えるからです。情報化社会では、私たちは莫大な情報のなかから、まるで砂場から砂を一粒ずつ見つけるように、眼を皿のようにして情報を探すことを強いられています。そのため、携帯電話やパソコンの液晶画面を見る時間が多くなっているのも目の疲れの要因になっています。最近では、動画や漫画、アニメに慣らされた感覚がものごとの判断の素地になりつつあり、さらにＡＩの登場により、フェイクニュースなど見た目だけでは、判別できない事態が多くなりつつあります。つまり、現代人は目を酷使しすぎるのです。眼精疲労が、肩こりを引き起こしたり、ストレスの温床になったりします。「目は口ほどにものを言う」「目は心の窓」といわれているように、五感を研ぎ澄まして、身体全体で、ものごとを判断していく姿勢が大切です。視覚だけに頼らずに体調を整えることもお忘れなく。
眼をいたわるサプリメント
植物から得られる栄養素のなかでポリフェノールは貴重です。そのなかでも目に良いとされるアントシアニンや、ルテインは重要な栄養素です。このアントシアニンとルテインが一度に摂れるサプリメントが、弊社の『ビルベリープラス』です。日本ホールフーズが開発したものをそのままKen＆Coのラベルで再登場しました。ビルベリーの果実から抽出したアントシアニンとマリーゴールドから抽出したカロテノイドの一種であるルテインを含み、１カプセルに80mgのビルベリー抽出物を含有しています。もちろん乳化剤を含む増量剤や添加物は使っていません。
ビルベリーは、ヨーロッパ、アジアおよび北米の山岳地帯や丘陵荒野並びに森林地帯に自生する落葉性の小潅木で、世界に４５０種あるといわれています。４５０種のなかでも、７〜９月の成熟した時期に収穫される新鮮な果実からのみ得られる成分を使っています。たとえ成分表示がアントシアニンと表記されていても、どの果実から抽出したどのような成分であるかが重要であることはあまり知られていません。ビルベリーは他のベリーと比べても、最もアントシアニンを含んでおり、ブルーベリーの４倍以上のアントシアニン濃度があります。果実が柔らかく、潰れやすく酸味があるため、そのまま食べることは少なく、ほとんどはジャムやジュースに加工して食べられます。
アントシアニンは、赤ワインや多くの穀物や野菜に含まれるポリフェノールの一種で、天然の色素です。植物が紫外線から実（身）を守る為に蓄える成分ですが、古くから目の働きを高める効果や眼精疲労を予防する効果があることで知られています。
マリーゴールド抽出物は、紫外線やブルーライトから目を守り、高齢者の認知機能の一部である注意力や思考の柔軟性を維持する働きが報告されています。さらに、まぶしさから回復する視機能をサポートし、ブルーライトなどの光刺激から目を保護し、黄斑部の色素密度を上昇させるといわれています。また、肌の水分保持を促して弾力性を持たせます。
眩しい日差しの対策や、長時間の運転、パソコン・スマホ使用時間が長い方には必需品。酷使するだけでなく、いたわることも大切です。
