「食」により人は自然環境を体に取り込みます。そして健康をキープするのですが、人の考えた栄養学は時代とともに変化します。たとえばこんにゃくは、かつて栄養学では栄養にならない意味のないものとされた時期がありました。しかし、こんにゃくには食物繊維という大変重要な要素があり、健康に欠かせない大事な食べ物であることは、「今はもうだれも」わかっています。
人間が生み出した科学、法律や宗教、秩序は時代とともに変化します。しかし、時代がどのように変わっても変わらないものが真理であり宇宙の秩序です。宇宙の秩序に従う生き方がマクロビオティックの考え方です。
ミネラルの重要性
従来は未解明なことが多かったミネラルについても、微量であっても不足すると不都合が起きることが科学的に明らかになりつつあります。たとえばミネラルのひとつである亜鉛は、不足すると味覚障害が起きます。
ミネラルは鉱物です。そして、動物が生きていくうえで重要な栄養素は植物にゆだねられています。植物は大地と太陽から栄養を作ります。つまり、植物の親は大地すなわち鉱物ということになります。もともと地球の土の中には107種類のミネラルがあります。バランスよく野菜を食べる必要性があるのは、これらのミネラルを植物を介して摂っているからです。重要なのは、ミネラル各種の拮抗バランスを考えたマルチなミネラル摂取です。ミネラルは体が健康で正常な状態を維持するためになくてはならないものですが、必要量はごくわずかで、本来は食事のなかで必要な量を摂れるはずです。ところが最近では、環境汚染や農薬などの影響で、土の中のミネラル分が不足しているうえに、現代人は食事にも偏りがあるため、意識してミネラルを補わなくてはなりません。
ミネラルと生きる意味
「いのちかがやく 元気☆ミネラルの素」は、78種類のミネラルが自然のバランスで含まれているのが特徴です。食生活の欧米化・飽食化は、特にマグネシウム不足を促しました。この製品は、現代人に一番必要なマグネシウムを補給できる食品でもあります。
人工的な加工を一切おこなわず、天日のみで海水を濃縮したミネラルであり、太陽の光と海がその根源となっています。いわば生命の誕生と根源を同じくする、希少価値が高く、バランスの整った天然マルチミネラル濃縮液です。塩分が気になる方でも安心です。
1滴でミネラルウォーター1リットル分のミネラルに匹敵するので、毎朝のコーヒーや味噌汁に4~5滴入れるだけでミネラル補給ができます。インスタント食品にはほぼミネラルが含まれていないので、数滴入れて食べるのがおすすめです。ペットボトル2リットルの水に35~40滴、1・5リットルの水に25~30滴を目安に入れて、よく振って置いておくと使いやすいかもしれませんね。お湯を沸かすときに入れても問題ありません。
微量であっても意味のあるミネラルは、私たちが存在する意味にも通じます。私たちは小さな存在でもそれぞれ役割をもって生まれています。その役割を果たすことが幸福につながる道です。つまり、幸福に生きることは義務なのです。微量なミネラルでも重要な役割を果たすように、今、目の前にあるなすべきことがあなたの役割ともいえるでしょう。元号が平成から「令和」に変わりました。和という文字は和食の和。和のために生きる。「和が」であって「我が」が大事ではありません。「今だけ」、「金だけ」、「自分だけ」の風潮に流されず、和を大切に生きたいものです。