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心と体のやしない草

人生は「選択」。何を食べるかによって人は変わるマクロビ業界に30 年以上関わり続ける岸江の話

プレマ株式会社
お客様コンサルティングセクション
マクロビ業界に30 年以上

岸江 治次 (きしえ はるつぐ)

2013 年プレマ入社。マクロビオティック活動歴を活かし、主に、商品の開発と営業に関わってきた。
趣味は読書と映画、好きなジャンルはミステリー。最近のおすすめ映画は「ルーシー」。
無双原理の時空の概念を捉えるのにマスト。

腎、仁、させて

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みんな違ってそれぞれに美しい人間のからだ。「からだは食べた物でできている」。そして本質は植物にある。それがマクロビオティックの考え方です。

人間は、植物しか食べなくても健康に生きることができるのです。あえて肉を食べるにしても、その肉の元になる動物は、草や果物や野菜や穀物(すべて植物)を食べているので、間接的に植物を食べることになります。食の観点から見ると、植物はヒトも含めた動物の母。根と葉から成り立っている植物の全体をバランスよく食べることで、健康なからだへ導いてくれます。これを一物全体といいます。

最近の女性は鉄分不足で酸素を運ぶヘモグロビンが減少し、貧血になっている人が多いようですが、身体の酸素のめぐりをよくするためには、緑黄色野菜を多食することを心がけるとよいでしょう。おいしく食べることを毎日の習慣にすることで、ストレス解消にもなります。特に女性は、お肌の変化を伴う効果が感じられ、内面から美しくなることが期待できます。

しかし、汚染が進んだ現代の環境で、添加物や農薬などケミカルなものを含まない緑黄色野菜を探して自分で毎日調理して食べることは、至難の業です。ケミカルなものは、腎臓に負担をかけ、免疫や肌に悪影響を与えることが、最新の科学で明らかにされつつあります。

そこで、創業から20年間積み上げてきた知識や経験を基に、プレマが無添加の有機青汁「元気★青汁の素」を開発しました。野菜を摂る習慣として青汁がはやっているものの、総じてまずい、飲みにくいものが多く、飲みやすくするために添加物が使われているものも多くあります。青汁は植物の陰性な部分を使いますが、プレマの元気青汁の素は、冷やすというより軽くなります。この青汁は、もともとはジェラート専用に開発されたものでした。設計した代表の中川は語ります。

「もっとも大切にしたのは飽きない味と、素材のシナジーです。甘いお菓子であるジェラートを、心の薬にしたいと思念したときから、なにをどう組み合わせれば、デメリットをメリットに変えられるのかという思索の連続でした。ジェラート作りはゼロからスタートしましたが、素材選びとそのシナジーを推察し、組み立てる作業は長年取り組んできた課題そのものですから、目的を明確にすれば、レシピを書くのはほんの数分のことです。数百人のベテラン製菓職人や大手企業と味の優劣を競うジェラートの世界コンテストでは、スタート10ヶ月目で2部門、22ヶ月目で2年連続の入賞を果たしました。それにより、私が『おいしいよ』と言えば、それなりに信じていただけるベースはできたと思います」。

そのレシピから、原料の生産者や産地、加工所の技術と信頼性におよぶまで、検討して素材を取り寄せ、実際に組み合わせ、五感をフルに発揮させて、何度も何度も繰り返し試作して完成したのが「元気★青汁の素」です。レシピ設計、選定、調達、試作から製品化までほぼ2年。さっと溶けて、すっと飲める。「私の毎日、あなたの毎日、その先につながる誰かの毎日が、軽くなりますように」という想いが込められています。内臓に負担をかけない設計になっているため、陰性を気にする方でも安心して飲むことができます。

マクロビオティックの基本は別の言い方をすれば、〝仁 〟。「医食同源」は聞きなれた言葉ですが、心と体の陰陽バランスがとれた状態を意味します。素材も重要ですが、なによりも思いやりが大切です。

美味しい!だから毎日続く!あなたの乱れた食事バランスをサポートする青汁です

有機JAS 元気青汁の素は有機桑の葉を中心に有機大麦若葉、有機明日葉など有機原料を主体に、のみやすさとおいしさを一番に考えました。さらにのどごし、素材、溶けやすさ、安全性、買いやすさを追求した青汁です。

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腎、仁、させて

- 心と体のやしない草 - 2019年6月発刊 vol.141 -

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