飽食となったわが国では、食べすぎによる病気で命を落とす人がたくさんいます。その一方で、世界ではまだまだ食料不足による飢えで亡くなる方が後を絶ちません。飢餓がこれ以上深刻化しないよう世界的な食料不足への対策として、SDGsも叫ばれています。それなのに、食品廃棄量が年間約2000万トンにものぼる日本人の生き方は、果たしていかがなものか? 捨てている食べ物が飢えた人にいきわたれば、どれだけの人の命が救われることでしょうか。
そもそもヒトは誕生以来、飢えとの戦いの連続でした。生きることは食べること。飢えないために舌が発達し、口にするモノの味で身体に入れてよいものかどうかを判断してきました。決してグルメ素材を味わうために、舌が進化したわけではありません。やがて農耕社会がおとずれ、その結果、生きていくために必要な栄養素を植物から日常的に摂れるようになりました。栄養学に偏重するとタンパク質重視となりますが、タンパク質だけでは補い切れない栄養素は、緑のものが補ってくれます。肉食に寄りすぎることは、飼料として穀物の浪費を招き、それが食糧危機に繋がる厳しい時代になりつつあります。正しい食べ物を正しく食べることが正しい判断力につながることも忘れてはなりません。ときどき飢えを感じるくらい、寒さとひもじさを感じることは、健康にとって重要な要素なのです。毎日空腹の時間を設けるなど、少し止まって飢えについて感じることも必要ではないでしょうか。
野菜不足を補うのに最適な青汁
栄養学がもたらした固定観念は恐ろしく、タンパク質といえば、肉と魚をイメージする人がたくさんいらっしゃいます。しかし、最近の世界的なヴィーガン人口の広がりのなかで、大豆タンパクなどの植物性タンパク質も見直され、新しい植物性のプロテインにも注目が集まっています。栄養がタンパク質偏重になりすぎないためには、緑黄色の植物も一緒に食べておく必要があります。草を食べるだけで、牛も象も大きく育ちます。ゴリラもしかりです。
植物性の食べ物だけでも、ヒトは生きられることが、近年になってわかってきました。野菜をたくさん食べて補っておけば、肉食過多でも安心な生活が送れることが浸透してきて、普段、野菜が不足しがちな人に青汁を飲む習慣が生まれました。青汁を飲むだけで肉食の害を大幅に緩和することが認知されたのです。健康のために、だれでも手軽に始められる新習慣として、すっかり定着した感のある青汁。野菜不足による不調の方が、快調になれるということで、最近は年齢に関係なく毎日の習慣として、飲まれるようになりました。
青汁といいながら、色は「緑」です。なぜ青なのか。日本語の古来の色名は「赤い、青い、黒い、白い、」といずれも「~い」と表現できる4色といわれており、万葉集では「あおによし」と、あおは木々の新緑を示している説があり緑を青と呼ぶ習慣は万葉集の前からあったとされています。
この青汁をもっと日常的に食せるよう、粒にして発売したのが「有機啓子の青汁100」です。そのまま食べることもできるので、青汁が飲みづらくなる冬場でも安心です。青汁粒はポリポリとお菓子感覚で食べられます。バランスよく食べるといわれても、忙しくて料理ができない方やどうしても動物性タンパク質偏重になる方、外食が多い方、ジャンクな食べ物がお好きな方は常備しておくと良いでしょう。食品ですので、安心して思う存分食べてください。サプリメントと言う勿れ。