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読者ライターがおくる「毎日がらくなちゅらる♪」

【Vol.39】読者ライターがおくる「毎日がらくなちゅらる♪」

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マイ畑

宮下真起子(11月号読者ライター)

 京都府在住、48歳。
 京都府生まれ、現在も京都府にて両親と暮らす。大学を卒業後、京都府京都文化博物館等、複数の職場を経験。2009年6月から貸農園で小さい畑を借り、週1~2回通っている。同じ年の11月にエッセイ『畑の声が聞こえるー夏野菜にトライ!』を書き上げる。その直後、婦人科系の病気を発病。以来、一分づき米と野菜を中心とした食事に切り替え、自宅療養中。エッセイは今年のお正月にほぼ自費で出版。

 今、ベランダ菜園や貸し農園が人気です。実は私も去年の初夏から貸し農園で畑をやっています。全くの素人なので、畝立てから始めましたが、指導員さんのおかげでいろいろな野菜を収穫できるようになり、採れたて野菜の美味しさを堪能しています。

 もともと物作りにそれほど興味のなかった私ですが、野菜作りをやってみたい、と思うようになり、半年後に今の貸し農園に出会いました。野菜を自家栽培すると、やはりお料理も自分で工夫するようになるものです。

 去年の夏はナスがいっぱい採れたので、まずはシンプルにナスの油炒めをしましたが、その美味しかったこと! 感動しました。茹でたての枝豆も、もぎたてのキュウリも感動の美味しさでした! 秋はさつま芋を収穫し、蒸して頂きました。とっても甘くて昔ながらの焼き芋を思い出しました。冬は大根と人参が小さいながら収穫できました。大根葉と人参葉をお浸しにしましたが、苦みがあまりなくて美味しかったです。びっくりしたのが人参です。生のまま少しかじると、甘い! 人参が甘いということを初めて知りました。また小松菜やチンゲン菜、べんり菜という菜っ葉も少しですができました。シンプルに茹でて食べると、やはり甘い。自然のままで育てた野菜は甘いものなんですね。大好きなキャベツは青虫に食べられてどうなるかと思いましたが、なんとか収穫できて嬉しかったです。春にはそら豆がいっぱい採れました。茹でたり焼いたりして美味しく頂きました。

 小さい畑なので収穫はたいした量ではありません。でも、自家栽培・無農薬の野菜を少しずつでも頂くようになって、調味料なども有機のものを探すようになりました。原料が有機のもの、無添加のもの、探せばけっこうあるものです。家計と相談しながらですが、できるだけ安心なものを買うようにしています。

家庭学習強調週間

菅光恵(11月号読者ライター)

 新潟県在住、37歳。
 夫、7歳の長女、3歳の次女、うさぎ、犬との田舎暮らし。
 カサカサの肌で産まれ、生まれつきアトピーだと医師に言われ、親は薬に頼りつつ私を育ててくれたが、高校生のころだったろうか「あぶない化粧品」という
本に出会ったのがきっかけで、肌に触れるものから自然なものへと目を向けて いった。7年前に長女を授かったことを期にさらに興味が広がり、プレマとのご縁もいただく。
 子ども達のためにおやつを手作りし、私を育てるために来てくれたんだと感じ
ながら共に生活している。自然派ミニコミ情報誌「ムックマム」のスタッフ。

 我が家の長女(少2)は、公立小学校へ通っている。長女が産まれ、布オムツ・布ナプキン・自然に負荷をかけない洗剤・しつけや教育・食生活等々…ありがたいことに、私の視野は子どもを授かったことを機に広がり続けている。教育に関しても、出産後にシュタイナー教育の本に出会い、「自分自身もこんな教育を受けたかったなー」と心底思い、それまでは、自分が今まで受けてきた、いわゆる日本の一般的な教育しか知らなかった私は、他の教育にも興味を持ち本を読みあさった。そして、「我が子にはもっと自由な教育を受けさせたい!」と思っては見たものの…現実には、今の我が家の場所や収入で通わせられるような学校は無かったのである。こうなると、とりあえず近くの公立小学校へ通ってもらうか、学校へ行かないという選択しか無いようだ…という訳で、本人に聞いてみると、学校へ行きたいと言うので、近くの公立小学校へ通わせている。

 こうなったら、学校へは主に人間関係を学びに行っているんだと割り切り、後は家庭でフォローしていくしかないと決心したものの、学校では、タイトルにある、今週始まった「家庭学習強調週間」に始まり、「生活習慣チェック」「あいさつ週間」等々、それをしたところで子ども達は伸びるのだろうか?と頭をひねるような事ばかりなのである。でも、きっと先生方は全てに丸が付くような子ども達を育てることを目指しているのだろう。テストが100点で、生活習慣も身についていて、あいさつが出来て…教育者側からすれば、それはきっととっても楽なことだろう。でも、本当にそれでいいのか? もし、みんながみんなそんな風だったらおかしいと思わないか? もう一度日本中の教育に携わっている人間(親も含め)に考えてほしい。コンピューターのように画一的な人間が必要か? それよりも、ひらめきと、きらめきのある人間でこの世の中が満たされれば、世界中が平和になるのではないだろうか。まず、自分がそんな人間になることを目指したい。

- 読者ライターがおくる「毎日がらくなちゅらる♪」 - 2010年11月発刊 Vol.39

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