中川信男の多事争論
「多事争論」とは……福沢諭吉の言葉。
多数に飲み込まれない少数意見の存在が、
自由に生きるための唯一の道であることを示す
プレマ株式会社 代表取締役
ジェラティエーレ
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2011/06/01 -中川信男の多事争論
福島第一原発の事故は、長期化することがはっきりしてきました。もともと、原子力発電を行い、そこで事故が発生すれば簡単にことが収まらないのは少し知識のある人ならわかることでしたが、起きた問題は簡単ではない …
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【Vol.44】好き嫌いを問わず「自己責任」の時代が始まった
2011/05/01 -中川信男の多事争論
ご存じのように、3・11大震災以降の日本の混乱は、大半の事前想像を超える状態にあります。特に原発事故とそれにまつわる政府・自治体の混迷は、非常時において巨大組織はあまり役に立たないという実態を浮き彫り …
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2011/04/01 -中川信男の多事争論
3.11東北・関東大震災でお亡くなりになりました皆さまのご冥福を心よりお祈り申し上げます。また、被災された皆さまの一日も早い復興をお祈りし、わずかでもその一助となるべく、弊社は行動してゆくことをお約束 …
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2011/03/01 -中川信男の多事争論
女性と男性の決定的な違いのひとつに、「妊娠や出産をする可能性のあるなし」があります。なにをいまさら当たり前のことを、とお思いになるかもしれませんが、この差はヒトの人生を考えるときに、とても大きなものと …
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2011/02/01 -中川信男の多事争論
どんよりした寒空の12月、私は佐賀の有明海苔作りの現場を視察する機会に恵まれました。その日は九州に寒波が押し寄せていたので、訪問先の職人さんから「夕方までずっと海のうえで寒すぎるから止めておいたほうが …
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2011/01/01 -中川信男の多事争論
昨年、弊社は10周年の節目を迎えました。そしていま、無事に2011年を迎えることができたことを、とても幸運なことだと心から感謝しています。企業の10年生存率は統計にもよりますが、20~52%と幅があり …
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2010/12/01 -中川信男の多事争論
過日、アメリカの西海岸を巡る視察の旅に出かけました。この視察では、アメリカにおける高級スーパーやオーガニックショップの現状を見るとともに、教育における自然や農業との関わりや、持続可能なライフスタイルが …
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2010/11/01 -中川信男の多事争論
私たち日本人の多くにとって、「中国」という国の名前を聞いたときほど、感情が動く国名はないでしょう。特に日中双方のマスコミによるお互いについての最近の報道はエキセントリックですから、どちらかといえば双方 …
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2010/10/01 -中川信男の多事争論
今年、10年目を迎えたプレマ株式会社ですが、この会社を言い表す端的で本質的な言葉を望んでいながら、なかなか出会うことができませんでした。不思議なことに、自分ではずっと不満足を抱えながら、とはいえ「やる …
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2010/09/01 -中川信男の多事争論
「最も大切なことは、最も大切なことを、最も大切にすることだ。」世界的に有名な経営指導者であるフランクリン・R・コヴィー博士の言葉です。博士の偉業は「7つの習慣」「第8の習慣」などの書籍として出版されて …