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ハツキ的“らくなちゅらる”な生き方

常務取締役
室長/管理部長兼

中川 葉月 (なかがわ はつき)

【Vol.76】時計をもつ

投稿日:

05sa_27.jpg 新しい年となりました。年々一年が過ぎるのがはやくて、新年には「今年は○○をするぞ」と一瞬決意をするものの、いつの間にか年末がやってきていて「あ~一年が終わっていた」などと、こぼしてしまう年が続いています。本当に時間の流れに驚くばかりです。わたしの時計だけ、速く回りすぎているのではないかと、疑ってしまいます。
 一日にしても同じです。朝起きて、お弁当を作って子どもの送り迎えをしてと、アタフタと時計とにらめっこをしながら時間に追われていることが、とても多いです。
 そして、ふと横を見ると、息子二人がブロックをひっくり返して遊んでいます。そういえば、この子たちには時間の感覚ってどれくらいあるのだろう? と思いました。五歳の長男もまだ時計は完全にわかっていませんし、三歳の次男に至ってはさっぱりわからない状態でしょう。この二人が時計をみながら一日を過ごすということは、まずありません。
 そんな時計を見ずに一日を過ごしている二人に、「あと五分でお家をでないと、電車に間に合わないよ」「もう九時になってるのに、どうしてお布団にはいらないの」などといっているわたしは、今まで何も子どもとかみ合っていなかったんじゃないかと思いました。
 時計をみながら“○時には○○をしないとだから、体力を残すために少し休もう” とか“○時までに、この件は絶対に仕上げておこう” などと行動することがありますが、息子二人はいつも、「今やりたいことを、やりたいだけ、全力で」動いています。後先を考えずに、時計をみながら計画を立てるということもありません。時計をみるようになると、時間に追われて結局一つのことに集中できないこともあります。
 長男は春には小学校に入学して、時計を自分で見ながら行動することになってくることでしょう。時間の使い方が上手になる反面、時間に追われてしまうこともくるはずです。それでも時間に飲まれてしまうのではなく、やりたいことは全力でやり続けて欲しいと思います。ただただ速く回る時計をもつのではなく、一刻一刻がきちんと刻まれている時計を持って欲しいのです。
 わたし自身の時計も新調して、一刻一刻をしっかりと刻んでゆきたいです。といいながら、この原稿も時間までにあがらずにアタフタしてしまいました……。

 新年明けましておめでとうございます。今年も皆様にとりまして、よい年となりますこと祈念いたしております。

- ハツキ的“らくなちゅらる”な生き方 - 2014年1月発刊 Vol.76

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