昨年9月、弊社から新たにオープンしたサイトをご紹介します。自然の巡りのままのお野菜や伝統の食品など、生鮮品をメインとして、安心安全、美味しさは太鼓判! ぜひご賞味ください。
マルシェのような安心感で、美味しいものを届けたい。
オーガニックプレマルシェでは、有機・農薬不使用・特別栽培のお野菜や、合成添加物不使用の加工食品、環境に配慮した雑貨類を取り扱っています。簡単な便利さよりも、作り手が見える安心感、そんな商品をお届けしていきます
有機・特別栽培野菜、加工品の通販サイト。オーガニックプレマルシェのサイトはこちら>>
プレマルシェ店長保坂幸音にインタビュー
プレマルシェの店長を務めるのは、弊社スタッフで管理栄養士の資格も持つ保坂幸音。食に対してスタッフの中でも特に豊かな感覚を持つ彼女に、プレマルシェに携わる想いを聞きました。
―「プレマルシェ」を担当することになったとき、どんなふうに思いましたか?
最初は、私でお役に立てることがあるのなら最善を尽くしてやってみようという前向きな気持ちと、私で勤まるのかなという心配な気持ちが入り交じっていました。でも、もともと「食」に興味のある私は、その分野に携われることも嬉しく、生鮮品や日配品、またそこに繋がる人との出会いもとても楽しみでした。こうしてご縁をいただけたことに感謝です。
―オープンまでに苦労したのはどんな点でしょうか?
全てが初めてのことで「分からない」からスタートすることがほとんどです。何か壁にぶち当たる度に、立ち止まって考えたり、片端から調べたり、誰かに相談したり。社内外問わず、たくさんの方に助けていただき、支えてくださったからこそ、何とかオープンにまでこぎつけることができました。
―実際にオープンしてみて、どんな感触がありますか?
取扱商品の商品力の高さには私も驚かされました。日頃、実際に見たり聞いたりして良さは感じてきたのですが、ご注文の様子からもそれを感じとることができました。単品の指名買いがあったり、遠方からもご注文いただけたりしています。まだまだ商品の良さをお伝えできていない部分が多いのでこれからじっくりとお伝えしていきます。
―人気のお野菜は何でしょう?
やっぱり旬のお野菜は人気です。3月でいうと「アスパラガス」や「新玉ねぎ」「新じゃがいも」などです。旬のものは、天候不良で収量が少なく、価格が高騰していたとしても、高い需要があります。栄養価も高く、味の良い旬野菜。今時、スーパに行けば1年中手に入る野菜も多くありますが、ちゃんと季節感があるという点も、プレマルシェの魅力のひとつだと思います。
―特に印象に残っている生産者さんを教えてください。
お会いした中で特に印象的なのは蓮根栽培のプロ「有坂農場の有坂さん」です。とにかく明るくて気さくで陽気な方です。有坂さんは40年以上レンコン作りに尽力されています。蓮根栽培を始めた当初は、草も育たないほどの土壌だったそうですが、試行錯誤のうえ、農薬化学肥料不使用で、機能性の高い「古代れんこん」を作り上げてきました。そのたゆまぬ努力には本当に感動しました。貝化石ミネラルを含む土壌づくりに、ご自身で培養されている光合成細菌、水の温度を均一化するためのタンクの設置など、できないことを理由にするのではなく、どうしたらできるかだけを考えてひたすら行動する「攻めの農業、攻めの姿勢」というのを教えていただきました。今では宣伝することなく、全国から注文が殺到しています。 有坂さんの「今日より明日、明日より明後日、終わりはないさ~」と笑顔でおっしゃっていたのがとても印象的です。これまでの苦悩ははかりしれませんが、いつ何時も笑顔で楽しそうに話す有坂さんは蓮根作りだけでなく、市場作り、人作りのプロだなと感じました。そんな有坂さんが作る蓮根は、色よくやわらかく、しっかりと糸をひいて、とてもおいしいのです。
―管理栄養士として学んできて、このプレマルシェによって変わったことはありますか?
栄養バランスも大事だけれど、鮮度や質の良いお野菜を選ぶことの大切さも考えるようになりました。プレマルシェのお野菜を見ていると、本当に活き活きしていて、見ているだけでも元気が湧いてくるほどです。やっぱり本当に食べる人のことを想って作られたお野菜は、なんとも言えないおいしさです。そうしたお野菜が出来上がる背景もしっかり伝えていきたいと思います。