どうしてもポーカーというと「ギャンブル」「非合法」「アングラ」のように悪いイメージを持たれる方が非常に多いと思います。
ポーカーはもちろんギャンブル要素もあるし、日本でお金を賭けてやると犯罪になりますが、そもそもポーカーの本質は確率計算のゲームなんです。確率計算をしたうえで、最終的に運の要素があるので、そこの部分はギャンブルだと思います。
実際に今のポーカーの競技人口は約1億人といわれています。今は世界の人口が約80億人いるといわれているので、80人に1人はポーカーをやっている人なんです。皆さんの知ってる野球で約3500万人、テニスも約1億人、サッカーで約2億人ほどです。
やはりスポーツは体を動かす以上、若いときしかほとんどの人はやりません。しかし、ポーカーは歳を取ってからでも遅くないのです。何歳から始めてもみんなルールを覚えてGTO(Game Theory Optimal)を理解しながらプレイをすれば、何歳まででもプレイすることができます。
そしてポーカーが面白い理由のもう一つは、冒頭でも軽く触れた、運の要素です。
前出のスポーツだと、正直かなり実力差がある相手に対して勝つことはほぼ不可能に近いと思います。それこそ小学生がバリバリのプロに勝つことなんて絶対に無理だと思いますが、ポーカーでは現役バリバリのトッププロですら負けるときはあっけなく負けます。それこそトーナメントで優勝する確率なんてほとんどみんなが等しく0・01%とかなので、ポーカーの勉強をするというのはそのスタート時点で0・01%の確率を0・1%に上げたり、終盤のあと10人で優勝が決まるみたいなときには、残っているプレイヤーは本当に実力のある人しかいないので、そのなかの1人になるためにみんな必死で勉強をします。
そして勉強したことをすぐに実践で使って試すことができます。もちろんカンニングはできないので覚える必要もありますし、後から実際に自分がしたプレーが間違ってないかを確認することも可能です。だから、復習もしっかりとできます。
つまりポーカーは予習復習がかなり大事なマインドスポーツなのです。
何歳から始めても遅くないマインドスポーツ、これからの時代に始めるならポーカーが一番面白いと思います! ポーカーを始めた際には、是非同卓しましょう!
プレマルシェ・オルタナティブ・ダイナー
中川 叡智(なかがわ えいち)
2023年5月入社。生まれたときから、プレマと一緒に歳を重ね、気がついたらもう24歳でした! 2年ほど前に始めた頭脳戦のポーカーに最近はハマっていて、1月におこなわれる日本一の大会の出場権利も持ってます!