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今さら聞きにくい「よく聞く言葉」を詳しく解説します

プレマ株式会社
お客様コンサルティングセクション
マクロビ業界に30 年以上

岸江 治次 (きしえ はるつぐ)

2013 年プレマ入社。マクロビオティック活動歴を活かし、主に、商品の開発と営業に関わってきた。
趣味は読書と映画、好きなジャンルはミステリー。最近のおすすめ映画は「ルーシー」。
無双原理の時空の概念を捉えるのにマスト。

1日3食食べるといい?

投稿日:

朝食を食べないことが多いのですが、1日3食きちんと食べるほうが良いのでしょうか?(朝はいつまでも寝ていたい40代主婦)

A.自分にあった回数で、規則正しく習慣化して

答える人  プレマ株式会社 お客様コンサルティングセクション 岸江 治次

毎日、朝昼晩3食食べることで栄養がきちんと摂れるといわれています。しかし、食事の回数に大きな意味はありません。1日3食を意識しすぎると、時間がきたら食べないといけないので、無理して食べることになります。そのせいで食べすぎて生活習慣病などで体を壊して亡くなる人も非常に多いです。食べきれずに残し廃棄する、その繰り返しで、日本では今、総生産量の1/6の食べ物が捨てられているという恐ろしい現実があります。

本来はおなかが空いたら食べるというのが自然ですが、肉体的にも社会生活的にも個人差があるので、自分に合った食事の回数で最適なエネルギーを摂る、というのが正しい考え方です。食事について考えるとき、人間の進化の過程を知っておくとわかりやすいです。人間は進化の過程で常に飢えと戦ってきました。人類誕生の当初は、狩猟をして獲物を捕まえ食料を確保してきましたが、当然毎日食べられるとは限らず、文明の進歩とともに家畜を飼ったり、農耕をしたりして安定して食べられるようになりました。しかしながら、現代では食べすぎて亡くなる人がいる反面、第三世界では、今でも紛争などでたくさんの人が飢えて亡くなっています。ゆえに進化の過程という意味でいえば、今でも人間は飢えと戦っているといえるでしょう。

飢えと戦うなかで人間は、食べられないときは蓄えたもので血糖値をあげるよう進化しました。細胞は食べる頻度を習慣として学習し、次にいつ栄養が体内に入るのかわからないとなると、糖などの余分なエネルギーを代謝せずに脂肪に変えて温存しようとします。それが続くと代謝が滞ってしまい、老廃物が溜まって生活習慣病などの病気にかかりやすくなります。そういう意味で人間は習慣の生き物なので、規則正しく食べることが重要です。

正しく習慣化すれば1日1食でもいいのですが、3食分を1食で食べるというのは、一度の量が多いことで体が余分なエネルギーがあると認識してしまううえに、内臓にも負担がかかるのでおすすめできません。健康な人なら粗食で1日1食でも生きていけますが、自分に合ったペースで、「量」よりも「質」を意識するようにしましょう。

また、生理機能がきちんと働くためには、空腹の時間が必要です。食べると消化にエネルギーを消費してしまうので、満腹状態が続くと代謝やほかのところにエネルギーを回せなくなり、体を壊しやすくなってしまいます。しかし、夜眠っている時間はなにも食べないため空腹で、ちょっとした断食の状態なので、規則正しく過ごしていれば無理に空腹の時間をつくる必要はありません。

体の不調を感じたときは、あえて空腹状態をつくったり、数日間小食を意識したりすることで、消化に使うエネルギーを代謝やほかに回せるようになり、驚くほど元気になりますよ。また、人間が食べ物を口にしてから満腹を感じるまでには15分ほどのタイムラグがあるので、空腹時間をきっちりつくるためには、よく噛んでゆっくりと味わうことが大切です。

1日に何回食べるかよりも、規則正しく食べること、量よりも質を意識すること、空腹の時間をつくること、そのためによく噛んで味わうことを心掛ければ、毎日健康に過ごせるでしょう。

 

- 基本のき - 2022年3月発刊 vol.174

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