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ながれるようにととのえる

身体の内なる声を味方につけて、生きる力をととのえる内科医、鍼灸をおこなう漢方医のお話

やくも診療所 院長・医師

石井恵美 (いしいえみ)

眼科医を経て内科医、鍼灸をおこなう漢方専門医。漢方や鍼灸、生活の工夫や養生で、生来持っている生きる力をととのえ、身体との内なる対話から心地よさを感じられる診療と診療所を都会のオアシスにすることを目指す。
やくも診療所/東京都港区南麻布4-13-7 4階

身体の声に気づくこと

知人の息子さんは、新型コロナウイルスに感染してから2年近く、息苦しさやみぞおちの詰まり感などのスッキリしない体調が続いていた。感染した当時は、感染者には厳しい目を向けられ、感染しても医療機関にスムーズ …

いまにつながっている

かつて眼科医だった私は、眼科の医局に入局する際にも漢方を学びたいと思っていた。教授との面接でも、その意思を伝えた記憶がある。私が医者になったころは、いまのスーパーローテーションの初期研修のシステムとは …

春の気配とゆるまる心

寒さが強まってきた。冬のピリッと背中が正されるような雰囲気が好きだ。そして、次第に冷たい空気と少し春の気配が混ざり合ってくる。芽を出そうとするふきのとうを見つけると、エネルギーの象徴のようでワクワクす …

移ろいながらつながっていく

昨年、ようやく秋の気配を感じたのは、10月末ごろだった。驚いたのは、中秋の名月になるころに鳴き止んだ蝉の声。季節は着実に変化していることを、蝉に気づかされた。不安定な季節の変わり目の影響で、症状を訴え …

優しいってなんだろう

初めて来院した患者さんから、「通院している主治医は、人のいいお医者さんと聞いて受診しているんです。でも、症状を伝えるたびに薬が増えて、今では10種類になり、さすがに多すぎる気がして。それを伝えたら大丈 …

なぜなんだろうを問い続ける

ある患者さんと話していると、その患者さんの甥が通院していた病院とは別の病院を訪れた際の話をしてくれた。その病院では、「好物はなに?」と聞かれたそうだ。そして、「鶏の唐揚げです」と返答したところ、「米を …

身体感覚のあるもの

私は主に漢方診療と産業医をしている。漢方診察では、望診(視診、舌診)や聞診(嗅診、聴診)、問診、切診(脈診、腹診などの触診)などを使い、あらゆる面から病状を捉えることで、身体のどこに問題があるのか、ま …

心のシェルター

医師になったばかりのころ、まるで病院に住んでいるかのような毎日を送っていた。眼科の病棟のストレッチャーの上で眠ってしまい、気づいたら朝になっていたこともあった。家の玄関に倒れ込んで寝ていたこともある。 …

つながりあうこと

友人に誘われて、東京から仙台、さらに塩釜から船に乗り、寒風沢島にやってきた。この島が「サブサワ」という読み方であることは、出かける数日前に患者さんから教えてもらった。行き先の読み方すら知らずに、旅に出 …

小さな幸せに気づくこと

80代の患者さんが自転車に乗っている際に自動車と接触事故に遭った。その際、骨盤を3か所骨折し、左手と左足も骨折した。入院して1週間後に見舞いに行ったが、思いのほか元気で驚いた。 4か月ほど入院していた …

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