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くま先生のすこやか診察室

「子どもも親も、家族みんなの笑顔と幸せのために」総合医療くま先生からのメッセージ

統合医療やまのうち小児科・
内科医師

山内 昌樹 (やまのうち まさき)

小児科医として勤務していたが、西洋医学の素晴らしさを感じつつ心から望む医療と現実のギャップに悩み、軽度のパニック障害を経験。YHC矢山クリニックで小児科 を担当し、病気の真の原因を学ぶ。お母さんの自己肯定感を取り戻すことが家族みんなを笑顔にし世界を平和にすると確信している。
〒849-0915 佐賀県佐賀市兵庫北5丁目8-7-2
0952-33-8500
http://www.yamanouchishounika.jp/

思考はバーチャル

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五感を喜ばせる

最近皆さんにおすすめしているのが、五感を喜ばせるということです。
①視覚を喜ばせる:大好きな花、きれいな景色、イケメン俳優さんの顔など
②聴覚を喜ばせる:好きな音楽、好きな俳優や声優さんの声、大好きな人の声など
③嗅覚を喜ばせる:一番好きなアロマや香水の香り、スイーツの香りなど
④味覚を喜ばせる:家族が好きなものではなく自分が食べたいものを食べるなど
⑤触覚を喜ばせる:フワフワのタオル、モフモフのぬいぐるみ、マッサージ、ハグなど

これらの五感を喜ばせることを、今すぐ実践しましょう、とお話ししています。 普段は、やらなければいけないことが終わって、時間ができたら自分のことをしよう、と考える方が多いと思います。

今回お伝えしたいのは、五感を喜ばせるだけではなく、それを優先しましょう、ということです。今すぐできることを一つ選んで、少しでもいいから五感を喜ばせましょう。少し満足できてから、やらなければいけないことをして、ちょっと疲れたと感じたら、またすぐに①~⑤のどれかを実践しましょう。そのために、スマホですぐに大好きな画像や動画を視聴できるように準備しておいたり、アロマオイルや大好きなチョコを持ち歩いたり、いつも肌触りのよい服を選ぶようにしておきましょう。疲れやストレスを感じたら、すぐに準備しておいた大好きなものを堪能しましょう。

正しい方より楽しい方

普段私たちは、できるだけ正しい方を選ぶことが当たり前になっています。正しさというのは、外部情報の蓄積から計算・推測して答えを出しています。外部情報というのは、極論すれば他人からもらった知識です。正しさというのは他人の価値観でできているということです。一方、五感を喜ばせるのは、自分の好みです。五感を感じることは、意識を自分軸に戻す行為、ということになります。

「正しい方より楽しい方」というのが自分軸に戻る方法です。五感を喜ばせるのは、自分を喜ばせることです。自分を犠牲にして、他人を優先してばかりいると、どんどん自分がみじめでかわいそうな存在になります。自分が犠牲になることは、一見尊いですが、それで自分が不幸を感じてしまうと、その気分は周囲の人に伝わっていきます。せっかくみんなのためと思って頑張ったのに、そのせいでみんなの元気を奪ってしまうことになります。

自分を優先することで、元気が出てきます。「私はわたしが大好きです」と思える人は元気です、気持ちがぶれません。でもみんながそう思えるわけではありません。五感を喜ばせることは、それほど難しくないと思います。少しやれば少し楽になり、いっぱいやればいっぱい楽になります。

正しさは、バーチャル(仮想現実)です。〝正しさ〟に触ることができますか? 温度がありますか? そんな実体のない〝正しさ〟に、リアリティを感じすぎているのです。振り回されています。その時点では正しいと思っていることも、状況が変われば変化します。戦争中と平和なときでは、〝正しさ〟は違います。豊かなときと貧しいときでも〝正しさ〟は違います。コロナの前と後でも、なにが正しいと感じるか、変わったように思います。そんなあやふやな正しさのために、自分を犠牲にする必要はありません。

「頭(思考)はバーチャル、体(五感)がリアル」と唱えていると、思考に振り回されていることが馬鹿らしく思えてきます。優先順位を他人軸から自分軸に戻しましょう。自分が先に幸せになってから、周りのみんなに幸せをおすそ分けしましょう。

- くま先生のすこやか診察室 - 2021年1月発刊 vol.160

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