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中川信男の多事争論

「多事争論」とは……福沢諭吉の言葉。 多数に飲み込まれない少数意見の存在が、 自由に生きるための唯一の道であることを示す

プレマ株式会社 代表取締役
ジェラティエーレ

中川信男 (なかがわ のぶお)

京都市生まれ。
文書で確認できる限り400年以上続く家系の長男。
20代は山や武道、インドや東南アジア諸国で修行。
3人の介護、5人の子育てを通じ東西の自然療法に親しむも、最新科学と医学の進化も否定せず、太古の叡智と近現代の知見、技術革新のバランスの取れた融合を目指す。1999年プレマ事務所設立、現プレマ株式会社代表取締役。保守的に見えて新しいもの好きな「ずぶずぶの京都人」。

凜と立つことの大切さ

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情報や状況に振り回されないために必要なこと

本稿執筆日現在、都市部を中心に2回目の緊急事態宣言が発令され、接触機会の削減のための行動自粛が要請されています。世間のムードが緊迫するなかで、多くの人は感情を揺さぶるメディアの情報に触れ、またはメディア情報を全否定するような特段の根拠のないネット上の情報に触れることなどで、なにが真実なのかが見いだせず、混乱している様子を感じます。

人は、往々にして明確な答えがない課題に直面することでストレスを感じ、誰かにはっきりと白黒つけてほしいと願ってしまうのです。その結果が、憲法で保障された諸々の自由を返上するような私権を制限する立法を求める世論の醸成や、他国の大統領がどうアクションするかということに強い期待を持つ心情に至ります。「これがこうなったら、自分の苦難は解放される」から始まって、「あれさえ解決すれば、人類は救われる」という、極端な期待に走り、このような期待が満足されないことがまたストレスとなって、私たちを襲い、人は攻撃的になり、自暴自棄に陥り、免疫力は下がり、ウイルスにとって好都合な人間社会を創り出すという悪循環が繰り返されています。

このような、社会全体を覆うムードとそのサイクルを観察していると、私たちが個人としてとるべき態度が明らかになってきます。つまり、

  1. マスメディア、ネットの情報を問わず、無秩序に入ってくる、もしくは探しにいく情報量を減らす(私たちの脳は、現代の極端な情報量爆発に耐えられるほどの処理能力を備えてはいない)
  2. どんな情報にも、逆説があるのは常で、なんらかの情報を得るのであれば、その両極を感情抜きに観察し、判断は先送りする(情報を得ることと、判断をすることを分離して、時間を取る。現象→反応の直結は、極めて動物的である)
  3. これが絶対に正しい、という決め打ちの判断はしない(立場が変われば、正しいことは変わる)
  4. わが目で確認したことを判断の最優先にし、他人から聞いたことや、なんらかの情報ソースから得た話は、わが目で見たことよりも優先度は低いと心得る(ほんとうに見たことと、見たような気になっていることは同じではない)
  5. 「これを知ったら今すぐ行動を」とか、「限られた人しか知りえない情報である」「これだけが真実」という触れ込みには、注意する(急がされたり、希少性をほのめかされたりすることには、たいてい裏がある)
  6. 「専門家である」という紹介や、立派そうに見える肩書きには警戒する(本当に専門家であれば、逆説に触れることは当たり前であり、権威でねじ伏せようとする意図がないと、それほど立派な肩書きをあえてつけることはない)
  7. 必要以上に恐怖を喚起させる情報は、必ずなんらかの行動を促そうとする意図があることを忘れない(食や健康に関連する業界では、よく用いられる詐術です)

これらは、パンデミック時代の処世術であると同時に、平時においても詐欺的行為に騙されないため、他人を巻き込まないために生きるための重要な判断の材料であり、普遍的に役立つものです。

なぜ、私がこのようなことを偉そうに述べるかについて、背景をご説明しましょう。私は、ご承知のようにモノやサービスを提供する会社の経営者です。Amazon創業よりも前からオンラインでの事業をおこなっていて、マーケティングと称される、ものを販売するための技術を学んできました。しかし、私には学んだことは常に懐疑的にみるクセがあるので、学んだことを悪用すれば、爆発的に儲けられることはもちろん、教祖にでもなれるだろうなと思うことはあっても、それは倫理的に許されないことも同時に知っていました。ゆえに、会社を大きくしようとしないことを自ら決め、立派な肩書きもつけず、ただのおじさんとして穏やかに生きていこうと決めています。つまり、私は「人をたきつけて騙す技術」について知っているのです。こんなことを言ってしまう段階で、もう私は一流の経営者でも、マーケッターでもありません。手の内がわかっているからこそ、私を騙そうとすることはなかなか難しいのです。

しかも、告白しましょう。こんな私でも、少なからぬ金額を取り込み詐欺や、投資話で何度か騙されてきました。その勉強代は、累積すれば数千万円に至ります。決して安くない金額を詐取されて、よくわかったこともあります。「自分だけは大丈夫、情報で騙されるなんてありえない」「自分はツイているから、限られた情報がくる」と思っていることが、もっとも危ないのだ、ということも心得てください。まさに、今は危機下であり、経済的な騙しにとどまらず、あらゆる手で人心を掌握しようとする、あの手この手があちこちから繰り出されています。

読者の皆さん。こんなときだからこそ、私は皆さんにお願いしたいのです。私たちの未来は、そんなに暗いものでも、悲しいものではないはずです。悪意の人がたくさんいる世の中でもありません。バカばっかりがいるのではありません。かといって、限られた賢い人がうまくやっているだけでもないのです。当たり前のことをもう一度思い出して、凛として、この時代を乗り切っていきましょう!

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凜と立つことの大切さ

- 中川信男の多事争論 - 2021年2月発刊 vol.161

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