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オルタナティブファーム宮古

自然の恵みいっぱいの宮古島から農業や商品開発するなかで感じたこと気づいたこと

オルタナティブ
ファーム宮古 代表

松本 克也 (まつもと かつや)

自動車メーカーなど14 年の研究職を離れ、2012 年5月に家族4人で宮古島に移住。
約1万平米の畑で主に有機サトウキビを栽培し、黒糖蜜やキビ砂糖などの加工品を製造。
畑で黒糖作りが体験できるプログラムも準備中。
その他、有機バナナの栽培、未完熟マンゴーの発酵飲料の製造に携わる。

バナナの『へぇほぉ』~だるまさんが転んだ~

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『美味しく・楽しく・学べる』体験型観光でバナナ畑をご案内していて、初めて見る・知る内容に「へぇ~ほぉ~」と驚き・感心・納得していただくことが多い内容をご紹介します。

「冬眠」というと一般に、眠ったような状態で冬を越す動物の生態を指しますが、実は、宮古島のバナナも冬眠に似た生態を示します。バナナの生育最適の温度は29~31度。1日の成長量は16㎝以上にもなります。平均気温21度以下では生育不良、10~15度で著しく緩慢になり、10度以下で完全に成長を停止しますが、宮古島の冬場の気温は緩慢成長に相当します。

動物の場合、冬眠に向けた周到な準備があるようですが、うちのバナナは私の技術不足によりさまざまな状態で冬眠時期を迎えてしまいます(苦笑)。バナナは多年生の草木性果樹なので、一年を通してどのタイミングでも実をつけることができます。出芽して間もない小さな株~出蕾前の株~実をつけ始めた株~実を太らせている途中の株などさまざまです。面白いことに、どの成長段階で冬を迎えても、その状態を維持したまま、まるで「だるまさんが転んだ」のように突如フリーズ。小さい株は枯れてしまうとか、実がダメになるということはなく、春を迎え冬眠から目覚めると、フリーズしたそれぞれの状態から成長を再開します。

台風リスクを考えると、生育旺盛期に出蕾手前まで成長させてから冬を迎えて、冬眠から目覚めると同時に出蕾して房をつけ、生育旺盛期の再来に合わせて実を太らせて収穫する方法が王道なようです。現場をよく観察し、バナナとの対話を続けながらスキルアップしていかないといけませんね。

ミネラル豊富! 味わい深い エッセンス

原料は、南国沖縄の大地で栽培したエネルギー溢れる生姜と、昔ながらの釜炊き伝統技術を引き継いで作られた純黒糖のみで、一切の副原料・添加物を含んでいません。2つの素材の魅力を最大限に引き出したシロップです。

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バナナの『へぇほぉ』~だるまさんが転んだ~

- オルタナティブファーム宮古 - 2018年3月発刊vol.126

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