中川信男の多事争論
「多事争論」とは……福沢諭吉の言葉。
多数に飲み込まれない少数意見の存在が、
自由に生きるための唯一の道であることを示す
プレマ株式会社 代表取締役
ジェラティエーレ
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2017/05/29 -中川信男の多事争論
私は、もう46年間地球上に生きていますが、全く知らなかったことがあります。自分が考え、悩み、そして創りだしたものを目の前のお客様に食べていただき、笑っていただくことが、これほど素晴らしいことだったとは …
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2017/04/06 -中川信男の多事争論
今回は、極めて個人的な告白からスタートすることになりますが、どうぞおつきあいください。 実は、本稿を書いている直前に、私は覚悟していた手術からいったん解放されました。もともと病弱な私は、一年半ほど前か …
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2017/03/10 -中川信男の多事争論
2011年3月、「福島の原子力発電所が大変なことになっている」という知らせを受け、昔から、核兵器や原子力発電所の諸問題について調べ続けていた私は、最悪の連想をしていました。電源喪失、冷却不能とくれば、 …
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2017/02/07 -中川信男の多事争論
2月は節分の月。節分とは季節を分けることを意味しますから、24節気の立春、立夏、立秋、立冬の前日は、すべて節分といえます。しかし、旧暦では立春の前日を1年の始まりと考えたため、節分とはもっぱら立春の前 …
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2017/01/05 -中川信男の多事争論
新年あけましておめでとうございます 本年もより一層のお引き立てのほど よろしくお願い申し上げます おそらく、読者の皆さまは年末の大掃除でスッキリした新年を迎えられていることかと思います。日本人は年代わ …
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2016/12/05 -中川信男の多事争論
弊社は1999年に創業し、今年は17年目を走っている最中です。仕事の実態からは少し乖離した「びんちょうたんコム」という名前は、創業後、最初にオープンしたウェブサイト「愛と叡智の紀州備長炭研究会」に由来 …
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2016/11/07 -中川信男の多事争論
今月の「常識を越える」という、突拍子もないテーマをいきなり持ち出したのは、私の思いつきでした。 本誌の編集計画を立てる編集会議は、京都・三条でスタートした新店舗「プレマルシェ・オーガニクス」の開店準備 …
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2016/10/04 -中川信男の多事争論
縁あってここ、京都でも最長のアーケード街、そして、最近とみに活気がでてきたと有名な三条会商店街に弊社が移転したのは、今年の夏になる少し前のことです。借りていたオフィスビルの新しいオーナーから「自分たち …
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2016/09/12 -中川信男の多事争論
「道草」という言葉には、なんとなくネガティブなイメージがつきまといます。慣用句で言えば「道草を食う」となり、馬が目的地に向かう途中、道ばたの草を食べていて、進行が遅れてしまうさまを表します。転じて、私 …