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中川信男の多事争論

「多事争論」とは……福沢諭吉の言葉。 多数に飲み込まれない少数意見の存在が、 自由に生きるための唯一の道であることを示す

プレマ株式会社 代表取締役
ジェラティエーレ

中川信男 (なかがわ のぶお)

京都市生まれ。
文書で確認できる限り400年以上続く家系の長男。
20代は山や武道、インドや東南アジア諸国で修行。
3人の介護、5人の子育てを通じ東西の自然療法に親しむも、最新科学と医学の進化も否定せず、太古の叡智と近現代の知見、技術革新のバランスの取れた融合を目指す。1999年プレマ事務所設立、現プレマ株式会社代表取締役。保守的に見えて新しいもの好きな「ずぶずぶの京都人」。

建築と食、偽物と本物の境界

投稿日:

最近、ドイツ、オーストリア、スイスのエコ建築を巡るツアーに参加しました。日本で長らくヨーロッパ製のエコ建材を輸入・販売している企業が主催し、25人の参加者のなかで私以外は建築業界のプロばかりで、建築家、工務店経営者、設計者、施工者などが参加していました。私だけが異質で、食品や生活雑貨を主な事業にしているわけです。そして私は、主要な事業とは異なりますが、健康不動産株式会社を経営しており、建築に関連する部分もありつつも、設計や建築そのものをおこなう立場ではないため、正直いって、浮いている感じがしました。そもそも今回の旅の主な目的は、エコロジーと建築生物学の最先端を行く欧州の進んだ建築物を見ること、さらに、私の取り組む有害電磁波対策への建築業界の方々の関心度を知りたかったのです。
 
ツアー自体は素晴らしいもので、持続可能な天然資源を使った個人宅や集合住宅を設計した建築士が案内してくれるうえに、実際に生活されている施主様や居住者様のお部屋まで見せていただけるというもので、他では得がたいほどの学びを得ることができました。日本で標準的な建物といえば、見える部分はビニールクロスという生分解もできない石油系の壁紙で覆われ、その下は埋め立てしかできず硫化水素を発生する石膏ボード、その下には石油系の断熱材、構造材は安い外国産材、接着剤だらけの合板と、自然に還ることはないセメントでできたサイディングという構成です。建具もやはり接着剤だらけの化粧合板などでできており、廃棄上の問題はもちろん、住んでいる人にもシックハウス症候群をもたらす揮発性物質が充満します。最近の流行もあって、このような自然ではない素材で高気密に作ろうとしますから、機械による強制換気が必要になり、原因不明の体調不良を起こすのは実に簡単です。いっぽう、今回視察した建物たちは、大型の共同住宅であっても地元木材を使った木造が主で、共同住宅でコンクリートを併用するときにも最小に留めようとされています。先ほどと同じく内側からの素材の順序でいえば、質感と機能性の優れたスイス漆喰、その下は地元の木質や粘土のボード、その下には天然繊維の断熱材がものすごいボリュームで入り、外壁も木質や粘土のボードの上に漆喰が塗られています。建具や窓は木製、非常に断熱性の高いトリプルガラスで熱交換が極めて少なく、寒くてもほとんど暖房などの熱源を必要としない暖かさです。考えてもみてください。直接裸でビニールクロスや合板、セメントのサイディングの上に寝て気持ちいいでしょうか? 逆に、無垢材や粘土、漆喰の塗られた板や、木質のふわふわの上に寝たらどう感じるでしょうか。最近では日本でも健康住宅などと称して建物の一番外側、一番内側については天然素材が使われることもありますが、見えないところはいったいどうなっているのでしょう。欧州の先進的な建築は、建てるときだけではなく、作るときのエネルギーや廃棄に至るまで配慮が一貫しており、日本の住宅と比べると圧倒的に考慮している時間軸が長いのです。さらに、自宅内でエネルギーを自給する、場合によっては居住者の必要以上にエネルギーを生み出すプラスエネルギー住宅で、さらに賃貸でリーズナブルという物件までもが存在します。いずれにしても、「日本の住宅建築は30年遅れている」といわれる通説以上にその差は大きいことを実感するとともに、願わくばプレマとご縁のあるお得意様には同じような価値観とほんもので出来上がった家に住んでいただけるよう、より多くの収入や、より少ない医療支出と不健康による機会損失の回避を実現できるような心と身体のケアのお手伝いをさせていただきたいと思っています。

食と建築の境目

さて、私は今回の視察を通じて、改めて「結局建築も食べ物も同じだな」と思いました。やたらファーストフードがもてはやされ、いつでもどこでも便利にコンビニで食べ物を買える日本人が失ってきたものは、建築的な部分でも妥協と打算、コスパ優先で見た目重視の価値観が根っこにあります。私たちの飲食店でも日本人の評価は価格に対するものが主で、まずまずといわれ、欧米人からは絶賛されている現実があります。ほんとうに良いものが激安かつ持続可能であるはずもなく、見えないところで誰かが、なにかが犠牲になっています。そこで、一流の建築を見に来た建築関係の皆さんはもう少し見えない住環境の悪化要因である有害電磁波やほんものの食に興味があるか、と期待して行ったのですが、実際のところは「建築は建築、食は食、電磁波は別に一般的な問題ではない、基本的には関係がない」という印象でした。日本の環境運動は農や食とはあまり繋がりがなく、関心層も分断されているのが気になってはいましたが、建築の領域も同じような感じです。私なら、狭い専門分野ばかりが得意な方よりも、横断的な関心と知識を持っている人に相談するでしょう。なぜなら、価値観の共有は大きな投資の際には鍵となるからです。素材選びもデザインも、表面的なことだけではなく見えない世界のことまで感じ取れる人にお任せしたいと思います。私があなたさまのお役に立てるようでしたら、お問い合わせください。現時点で、紹介できる人は極めて少ないのですが、私もあちこちに顔を出して横断的にリサーチを進めます。

オーガニックで、ほんとうにおいしいざくろジュース

女性の味方、ざくろジュース。私がプレマを創業する以前から、女性のお悩みにはまずざくろジュースを、とご提案してきました。しかし、最近手に入るもののほとんどは濃縮果汁還元か、ストレートや有機であっても味がおいしくなく、ただ健康のために飲む、という類いのものばかりでした。時間をかけて発掘できたのがこのジョージア国産のざくろジュース。ホルモンバランスの変化にも、気になるお腹まわりにも1本でエラグ酸60日分の高含有が力になります。

GEORGIA’S NATURAL(ジョージアズ ナチュラル)オーガニックざくろ100%ストレートジュースを見てみる>>

建築と食、偽物と本物の境界

- 中川信男の多事争論 - 2023年12月発刊 Vol.195 -

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